体を動かして筋肉を使い基礎代謝を上げましょう
2022年10月号(第347号)
お彼岸が過ぎて朝晩は急に涼しくなりました。気温差が大きくなる季節がやってきました。
こんな時は体温調節がうまくいかないことが多く、これを調整しているのが自律神経です。
不安や悲しみ、怒りなどの負の感情といわれる気持ちを常に持っている人がストレスが溜まっている状態となり、このような状態が続くと自律神経を悪くするので、コロナなどの問題で大変な思いをされている人は余計に自律神経のバランスを崩しやすいのです。
年とともに寒さに弱くなるという話を聞いたり、実感をされておられる人は多いと思います。
これの原因は基礎代謝の低下です。
つまり、筋肉量が減り体の中にエネルギーが作れなくなった結果といえるのです。この状態になると、免疫力も低下してくるので風邪をひきやすくなるのです。
したがいまして、自律神経を鍛えて健康を維持する一番の方法は体を動かして体温を上げて、自律神経が体温を下げるために汗を出させる作業をしてもらうことにより自律神経を鍛えることが一番の近道といえます。
薬を飲んでも自律神経を良い状態に持ってくことはできませんし、自律神経を鍛えられません。
これからの時期、少し歩いても汗は出ません。
最低でも20分以上は歩かないと汗は出てきませんが、このくらい歩かないと筋肉には刺激が行きません。
筋肉量を増やす目的であれば最低30分くらい続けて歩く必要があります。
でも日常で簡単にできる運動は散歩(ウォーキング)が一番です。
自分一人でもできますので、あとは自分自身の気持ち(やる気)だけです。
鍼治療は免疫力を高める良い治療法です。
また、体全体の血行を良くし、効率よく筋肉を丈夫にします。定期的な治療を受けてみてください。