ふたばだより

「足のむくみ・だるい・つる」などのトラブル

2022年11月号(第348号)

朝晩は寒くなってきました。
これからの季節、人間の調子は下降傾向にあります。
なので、体調が悪くなるのは当たり前という気持ちで進んでいただくと不安にならないと思います。
とにかく、現状維持を目的に日々を過ごしていただけれたらと思っています。
その健康維持には鍼治療がいいと思います。

さて、最近、足のトラブルを抱えて来院される人が多くなりました。足のむくみやだるさ、足がつる(こむらがえり)です。これにより、歩くのが困難になってしまい、生活の質が悪くなっています。

足のむくみというと皆さん、心臓や腎臓、その他の病気があるのではと心配になりますが、実はそこまでいく人は健康診断で何らかの検査で引っ掛かり先に診断されることが多いです。

そうすると、最も多い原因は足の動かしが少なくなって、太ももやふくらはぎの筋肉が少なくなって起こるトラブルです。
足の筋肉がポンプの役割をして足の血行を良くしているうちは問題ないのですが、ポンプの力が弱くなると血行が悪くなり、むくみや
だるさが起こり、筋力が弱くなることで疲労がたまり、こむらがえりが起きてくるのです。

ちなみに、「しびれ」といった症状は元となる病気、たとえば腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、糖尿病の後遺症、老人性の末梢性神経障害があると、ここに足の血行が悪くなることで症状がより強く出てきます。
病気が悪くなっているわけではないので安心してください。寒さも血行を悪くする原因の一つです。

ということで、これらの改善方法は、薬に頼る?湿布を張る?ことで改善は難しいです。
足の筋肉の弱りなのですから、最善の薬は「自分で歩いて努力する」ことです。
とにかく、体を動かして筋肉を丈夫にすることこそが最善の方法です。

鍼治療は血行を良くする良い治療法です。
また、適切な運動のアドバイスをさせていただきますので、是非ご相談ください。

PAGE
TOP

pagetop
×
MENU