ふたばだより

この春には身体を動かしてください

2022年3月号(第340号)

コロナ禍で皆様方、不安を抱えてお過ごしのことと思います。感染を気にして外出を控えておられる人、仕事はリモートで自宅から出ないため運動不足の人が多くなってきています。家にいると近くにある物を食べてしまって体重が増加したり、疲れないので眠れなかったりと色々な症状でお悩みの人も多いのではないでしょうか。

最近、来院される患者さんで明らかに運動不足と思えるような人が多くなってきています。運動不足 になると、肩こり、腰痛、疲れやすいといった症状が起こり、この場合の原因は筋力低下なのです。

今まで普通にできた仕事量を、低下した筋力で働くことによって筋肉などが破綻をきたし、肩こりや腰痛を起こすのです。すぐ疲れるのは間違いなく筋力低下によるものです。

ここで問題なのは、このような状態になってしまうと「こんなことで大丈夫なんだろうか?」という不安になってしまうことです。不安になると自律神経に影響を与えて様々な症状が出てきます。めまい、耳鳴り、動悸、身体がだるい、冷え性、風邪をひきやすいなど・・。 これらがもとでさらに不安になり悪循環になります。

この悪循環を断ち切るには、適度に歩くなどをして体を動かして筋力を維持することです。適度な散歩は気分転換に最適で、歩いて帰ってきた時には身体がスッキリしていることを実感できると、またやろうと思われると思います。

これからの時期は花粉症も入ってきて益々自律神経に負担をかけることになると思いますので、身体をリラックスさせて気分をリフレッシュし、気候の変化に備えて元気よく過ごしてください。

鍼治療も自律神経のバランスを整えることができる良い治療法です。是非ご相談ください。

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