ふたばだより

新緑の季節、外出して歩きましょう!

2022年5月号(第342号)

以前から何度も話をさせて頂いておりますが、4月から5月にかけてぎっくり腰を起こされる人が多くなっています。
その原因にはいろいろありますが、まず環境が変わる時期で、新学期が始まったり、就職や転職、引っ越しなど様々な要因で腰を酷使するようになることで起こります。つまり、普段腰の筋肉を使わないところに、必要以上に腰の筋肉を使ったことによる筋肉疲労が原因であることが多いようです。その他、暖かくなったことで寒い時にできなかった掃除をしたなど様々です。

加えて今の時期には温度差が激しく自律神経に負荷がかかります。体温調節は自律神経の大切な働きの一つですが、気温差があると自律神経を酷使して不安定になり、めまいや耳鳴り、難聴、食欲不振、不眠、倦怠感、冷え、ほてりなどの症状が出てくる頻度が高くなります。

寒い間にあまり身体を動かさなかったことにより筋力が衰えているところに不用意な行動を起こして転倒したり、物にぶつかったりして骨折を起こしてしまうこともあります。
これらのことを意識して、今まで使っていなかった筋肉を少しずつ使えるようにしていくために、気候が良いのでウォーキングをしてみてはいかがでしょうか?歩くことで首肩のコリも解消できますし、腰痛の予防もできます。動くことでダイエットも可能で、それにより生活習慣病の予防になります。

少し汗をかくことで自律神経を鍛えることができるので、様々な症状を抑えることも可能です。
15分くらい普段より余分に歩くことで上記の効果が期待できます。
新緑の季節、外出して歩くことを意識して動き回り、鍼治療と共に健康を維持していきましょう。

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