ふたばだより

梅雨の時期は気圧が低く、体調が悪くなります

2021年6月号(第331号)

雨が降るということは低気圧が来ているということで、気圧が低いと身体の血行が悪くなり、身体がだるかったり、めまいや耳鳴り、耳がふさがる、腰や膝の痛みが強くなります。

人間は気候により身体の状態が変化します。悪くなって病気になることを気象病といいます。

魚は雨模様の気圧が低い時は浮袋が膨らみ、魚は上層に浮いてくるために活発になります。このように生き物は常に気候に左右されるのです。

雨が降っていると外を出歩かなくなりますので、運動不足になり、それだけでも体調が崩れそうです。雨が降っているとジメジメしてゆううつになります。コロナ禍で気持ちが落ち込んでいると、この時期はさらに落ち込みが激しくなります。体調がすぐれないと不安になり、益々状態が悪くなることが予想されます。

このような時期に体調が悪くなった時にどうしたらいいでしょうか。

まず最初に、このような症状は今の時期だけなのだから、梅雨が明ければ体調が戻ってくるので、気にしないようにしましょう。気楽に考えると気持ちが落ち着きそれだけで症状が改善する場合があります。

次に、できれば身体を動かすことです。散歩が最適です。今の時期、コロナが気になるので、天井の高いアーケード付きの道でしたら雨をしのげて安心です。気分転換と適度な運動で自律神経を鍛えましょう

気持ちが落ち込むと睡眠にも悪影響を及ぼします。眠れないと身体を動かす気力がなくなり、身体を動かさないと疲れないから眠れないという悪循環が起こります

鍼治療は血行を良くし、自律神経のバランスを整える良い治療法です。鍼治療と散歩で今の時期を乗り越えてください。

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