腰部脊柱管狭窄症で困っておられる人が来院しています
2022年04月12日更新
腰部脊柱管狭窄症は変形性腰椎症と共に老化からくるものですが、腰部脊柱管狭窄症は放置すると寝たきりになってしまいます。とはいえ、症状が軽いうちは病院での治療はほとんどされないことが多く、歩くのが苦になってきたら手術しましょうと言われるだけです。
このまま放置しておいても大丈夫だろうかと不安になり当院に来院される人が多く、現在は3人ほどこのようなグレードで治療を行っています。
最大の目標は現状維持で、今よりもっと歩けるように、しびれが弱くなるようにといった目的で来院されておられ、状態は良い方向にいっているように思います。
治療だけでなく、日常生活の注意点などを事細かに説明し、その人に合った生活様式をお伝えしています。
不眠で悩まれている人が来院しています
2022年04月01日更新
寝つきは良いが、2~3時間で目が覚めるというパターンの人や寝つきが悪く2~3時間くらいしてからウトウトするという人まで様々です。これが何を意味する睡眠パターンなのかを理解していただき、それに対する対処法や改善法についてお伝えしながら鍼治療でよく眠れるようにし、喜んでいただけるように微力ながら努めていきたいと思います。
気候の変化が激しい時、自律神経の状態が悪くなります
2021年08月18日更新
最近、大変住みにくい気象になってきました。猛暑と低温、豪雨はいい例です。
急激な温度変化や急激な気圧変化により自律神経は自分の身体を通常に保つことに専念し、その結果、疲労や誤作動で様々な症状を発症してきます。
耳がふさがった感覚やめまい、耳鳴り、頭痛、身体がだるい、微熱、喉の違和感など・・。
もしかするとコロナ?と思えるような症状が出て、このような症状を気にすることで心理的に負荷がかかり益々良くない方向へ行ってしまうことがあります。
気象と関係のある患者さんが多く来院されています。おかしいなと思って病院に行っても異常がなかった人は自律神経のバランスが崩れて症状がでている可能性があります。
鍼治療は自律神経のバランスを整えて本来あるべき状態にリセットできる治療法です。是非ご相談ください。
女性が訴える肩こりの原因は単純な筋肉疲労だけではありません
2021年07月19日更新
頭の重さは男女に差はありませんが、肩の筋力は女性の方が劣っている場合が多いです。
ということは、女性の方が頭を保持する力が足りなくて筋肉に疲労が起きて肩こりが起きやすくなります。
しかし、肩こりの原因は筋肉疲労だけではありません。
肩の筋肉の硬さと肩こりを訴える強さには関係がないという論文があります。むしろ、日頃からストレスを抱えている人の方が肩こりを訴える傾向にあることがわかっています。
肩のマッサージで改善する人は筋肉の疲労だけかもしれませんが、心因的な疲労からくる場合にはマッサージでは改善しません。
ストレスから生じる自律神経の乱れを改善してあげないことには良くなって来ないことは明白です。
そこで、鍼治療は自律神経の調整をすると同時に、肩の筋肉の血行を良くしますので、何をやっても治らない肩こりには最適だと思います。
今日はそのような患者さんが来院されました。
頭痛を訴えられて来院される学生さんが多いです
2021年07月08日更新
先日、頭痛を訴えられて来院された学生さんがおみえになりました。
診察すると、首の骨や筋肉の状態が悪くて起こる頭痛とは違った頭痛です。何か心理的にストレスを抱えて起こる症状の一つだと考えました。
つまり、めまいとか耳鳴り、難聴、胃腸の調子が悪い、身体がだるいといった自律神経の失調からくる症状の一つであると考え、鍼治療を開始しました。
先週の木曜日に東洋医学研究所の症例検討会に参加した際、メンバーが起立性調節障害による頭痛を訴えられた学生さんの症例を報告されました。
その時に、同じように頭痛を訴える学生さん(主に中学生)が来院していますと報告したメンバーが複数いて驚きました。
ということは、心因的な原因だけでなく、季節的なものも入っている可能性が高いことがわかり、このことも加味した治療とアドバイスが必要であることがわかりました。
頭痛は2~3回の鍼治療で完治する人もいますが、長く治療がかかる人もいます。
様々な原因を考えながらサポートしていきたいと思います。
自律神経のバランスを崩した患者さんが多くなってきました
2021年06月22日更新
コロナで不自由な生活に加え、天候が不安定で蒸し暑かったり、涼しかったりで自律神経のバランスが崩れてくる時期です。
最近、当院に訪れる新患患者さんは、自律神経のバランスを崩して現れる不定愁訴を訴えられておられる人が多いです。不定愁訴は大まかにいうと、検査をしても異常はないが、症状を感じるといったものです。
耳がふさがる、耳鳴り、めまい、頭痛、肩こり、顔の筋肉がこわばるといったものや、身体がだるい、胃腸の調子が悪い、足がだるくむくむといった症状で来院されておられます。
鍼灸治療は自律神経のバランスを整える治療法で、特に過緊張を起こして発症する様々な症状に対してホッとする方の神経を強くして緊張をほぐし、本来の状態にリセットする治療法です。
薬などを使っても完全されない場合には是非ご相談下さい。
12日(月)朝8時15分、NHKあさイチで東洋医学
2021年04月10日更新
4月12日(月)朝8時15分、NHKのあさイチで「ココロに負けない!東洋医学お手軽活用術」が放送されます。
鍼治療は東洋医学研究所の黒野保三所長が1980年から鍼と免疫の影響について基礎的な研究を行っておられます。鍼治療により免疫力が上がることが実証されています。
臨床的な研究では、長期継続して治療を受けられている患者さんに風邪の罹患率を調査しました。その結果は、鍼治療来院期間2年未満では風邪をひきにくくなったと回答した人は45.9%であり、2~4年で63.3%、4年以上で82.8%となり、長く鍼治療を受けることでかぜ症候群を罹患しにくくなったと自覚する患者が増えることが報告されています。
このことから、鍼治療により間違いなく免疫力が上がったことがわかります。このことから、コロナにも打ち勝つことができる身体作りのサポートが鍼治療でできることが考えられます。
今回のあさイチの内容は大変参考になると思いますので、是非ご覧ください。
コロナ感染予防対策について
2020年07月31日更新
コロナ感染の拡大が深刻になってきています。7月末現在で愛知県の感染者は100名を超えており、いつ感染してもおかしくない状況にあります。
当院では患者さんに安心して治療を受けていただくために、以下の取り組みを行っています。これはコロナだけでなく、全てのウイルス、細菌感染に有効です。
スタッフ
- 常に体調を整え、常に体調管理を行っています。
- マスクの着用と手洗いの徹底
- 白衣への定期的な消毒液の噴霧
玄関先
- 玄関先には患者さんの手指の消毒用を行うアルコールを設置
- ドアノブは定期的に消毒
トイレ
- 便座は消毒可能な設備を完備
- 洗面台に手指の消毒液の設置
- 手拭きのタオルは使い捨てのペーパータオルを常備
治療室
- 窓を開放し、エアコンで室内の空気の攪拌
- ベットの枕もとに使い捨てのペーパータオルを設置
- ベットと脱衣かごへの消毒液の噴霧
免疫力を上げる治療
2020年04月14日更新
当院に来院される患者さんは健康維持や健康管理を重点におみえになる方が多いです。
もちろん、痛みを訴えられてそれを改善するために来院される人もおみえです。
コロナウイルスに勝つには自分の免疫力向上が必要です。鍼治療は免疫力を上げることが知られていますので、感染予防を目的に来院されておられる人も多いです。
臨床鍼灸医学研究会に参加、肺炎の講演
2019年04月13日更新
我が国の死亡原因はがん、心疾患、脳血管障害の順が言われておりましたが、現在はがん、心疾患、肺炎の順になりました。
肺炎は誤嚥やインフルエンザなどが原因です。中でも誤嚥性肺炎が重要だということで、この原因や予防などを学びました。
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