ふたばだより

鍼治療は人に合わせた治療ができます

2021年2月号(第327号)

新型肺炎コロナウイルスの終息はまだまだ先のことのようです。
このウイルスに感染しないようにするために必要なことは、マスク、うがい、手洗い、人がたくさんいる所には行かないことです。
これさえやっておけば感染する確率が減ります。
それともう一つが、体調管理です。ウイルスにかかりにくくするために免疫力を上げるための体調管理は、十分な睡眠とバランス良い食事、適度な運動です。
これらを心がければウイルスなんか怖くありません。自信を持って過ごしていただければと思います。

体調を整えるには鍼治療も大変有効です。
鍼治療は自律神経に働きかけ、様々なストレスによって悪くなった自律神経の状態をリセットしてくれます。

これにより、めまい、耳鳴り、肩こり、胃腸の調子が悪い、体がだるいといった検査に異常がないにもかかわらず出てくる症状を解消してくれます。
また、様々なホルモンバランスを整えたり、免疫力をアップさせる効果があります。

ここで問題なのは、漢方薬のように人を選ぶのかということです。
たとえば、葛根湯は風邪のひき始めに効果がありますが、冷え性などいわゆる虚弱体質の人には効果が少ない場合があります。
鍼治療を受けた人の中には「私は鍼が合わない」という人がいますが、鍼治療は人を選びません。というよりも、現在存在する治療法の中で鍼治療はその人に合わせて治療できる唯一の治療法で、いわゆるオーダーメイドの治療法です。
もちろん、鍼治療の刺激量などを間違えると効果がりませんが、これを見極める能力のある治療家は常にそのことを念頭において日常の診療を行っています。

病気の治療はもちろん、健康管理ができ、予防効果のある鍼治療で、調子が悪くなったら早めに来院していただき、ご相談下さい。

健康管理の鍼治療を受けましょう

2021年1月号(第326号)

昨年猛威をふるったコロナウイルスですが、今年も多いようです。
コロナウイルスにかからないように対策をしていきましょう。

昨年もお話したように、バランス良い食事と適度の運動、質の良い睡眠をとって体調を整え、免疫力を上げる必要があります。
鍼治療も免疫力を上げる良い治療法ですので、継続してお受け下さい。

上記しました食事・運動・睡眠ですが、このどれかを怠ると3つとも悪くなります。
運動をしないと体が疲れないので眠れない、お腹が減らないので食べれない、食べれないから動けないといった悪循環を招きます。
ここで実際にあったお話ですが、腰や膝が悪くて歩けない日々が続いたら眠れなくなったということでした。

食事もおいしくなく、しょうがないので、痛み止めの薬と睡眠薬を飲んでいたら、さらに体がだるくてイライラするようになったということでした。
身体が動かせないと運動できませんのでおなかが減らないので食事はおいしくないですし、疲れないので、眠れない状況です。

そんな状態から何とかしようとして薬に頼るとどうなるでしょうか。

痛み止めは胃を悪くします(同時に胃薬を飲みますが胃が弱い人はカバーできません)ので食欲が低下します。
睡眠薬はどんな弱い薬でも体に残り、次の日の活動を低下させ、だるくなり副作用としてイライラも出てきます。

と考えると、もうおわかりですね。薬によりさらに悪い状態を作っています。

腰や膝の痛みは冷えや運動不足による筋力低下が引き起こすことが多いので、自分でやれる程度の運動を心がけることが一番の近道であり、健康の第一歩です。

今年も鍼治療で病気にならないような身体作りを目指し、調子が悪くなったら早めに来院していただき、ご相談下さい。

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