ふたばだより

苛酷になってきた環境に対応できる身体作り

2024年12月27日更新

2024年12月号(第374号)

今年も残りわずか・・。今年もひどい暑さでした。治療室では11月初旬まで冷房をし、11月中旬には暖房が必要になりました。窓をあけて何もしない快適な季節である「秋」がどこかに行ってしまったような感じでした。

こんな季節ですと、急激な気温変化が身体に与える影響は大きく、咳や鼻水、くしゃみが出て困っておられる人が多くみられました。急激な気圧変動や冷えで血圧が上がったり、手足の冷えがひどく、頭痛や耳鳴り、肩こりを訴えられる人も多くみられます。

これからは過酷な気候変動が当たり前になることを予想し、このような環境に対応できる身体作りが大切だと思います。

その方法は簡単なことです。夏には暑さを身体に教え、冬には寒さを身体に教えるということです。
つまり、夏には暑い所で身体を動かし汗をかき、冬は冷たい空気を顔に当て冷たい空気を吸い込むことなのです。

つまり、冷房や暖房の部屋に1日こもっているのではなく、1日に一度は外に出て身体を動かすということです。
会社で夏は冷房で寒くて、冬は足元は寒いけど顔が暑くて赤くなるという環境にいる人は必ず外に続けて30分くらいはいるようにしてください。

暑さ・寒さを身体に覚えさせるとは、自律神経を正常に働かせるための行為なのです。夏なのに寒い、冬なのに暖かいという環境にいることが自律神経を正常に働かせることができなく、体温調節や免疫機能が上手くできなくなり、様々な症状が出てくるというわけです。

鍼治療は自律神経を調節することが可能です。病気にならない身体作りのお手伝いができます。
是非ご相談ください。

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