ふたばだより

暑い時には胃腸系のトラブルに注意しましょう

2022年08月03日更新

2022年8月号(第345号)

朝から32度くらいあり、猛暑が続いています。こんな時には体温調節をしている自律神経が活躍する時なのですが、あまりにもすごい暑さなので自律神経に疲れが出てきます。

自律神経は生きていくうえで必要な調整を無意識に自動で行っています。たとえば、血圧、呼吸、体温の調整をはじめ、胃腸の調整などが主な作用です。

自律神経の疲れで体温調節がうまくいかなくなるとご存じの熱中症になってしまいます。
今の時期は食中毒が多いです。もちろん、暑いことによる病原菌の増殖や食物がいたむことが多いので食中毒が多いのですが、それだけではありません。

実はこの時期は胃腸が弱っており、少しのことでも食中毒になりやすいのです。
胃腸をいたわる方法で大切な事は、ゆっくりよくかんで食べることはもちろんのこと、時間に追われて食べることはしないようにしましょう。リラックスをして食べることが重要です。

また、朝、昼、晩の食事の時間をほぼ同じ時間に食べてください。そして、晩の食事を終えてから4時間ほどあけて就寝することも大切です。
胃は夜の眠っている時に胃の壁のメンテナンスをしますので、この時に食べ物が入ったままだとメンテナンスができなくて胃の壁の炎症や潰瘍の原因になります。

胃腸はリラックスした時に動き出します。これも自律神経がすべて行っていることです。
このように大切な自律神経の調節をする良い治療法が鍼治療です。上記の注意点に着目し、鍼治療を併用しながら今の時期を乗り切ってください。

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