ふたばだより

酷暑や極寒に耐えることのできる身体づくり

2024年02月15日更新

2024年1月号(第363号)

新年、明けましておめでとうございます。

昨年は異常なほどの熱波が日本列島を襲い、秋がなくて急に寒波の到来、しばらくして穏やかな日があったと思えばまた、寒波というように温度差が激しい1年でした。

これからの日本はこんな感じになるのかもしれません。

このような温度変化に耐えて順応していく方法はただ一つ、暑い時には汗をかき、寒い時には寒さに身体を当てることで徐々に体が慣れてきて暑さにも寒さにも耐えることができる身体を作ることができます。

しかし、これをすると体調を崩しそうです。そこで必要なのは、夏に1日中冷房の部屋にいたり、冬に1日中暖房の部屋にいてはいけません。

つまり、1日に最低1度は外に出て自然の温度を感じさせる機会を持ってください。
それは自律神経を鍛えることにつながり、体温調整をする機能を維持することで元気に暮らせるということにつながります。

仕事から帰ってきたら、すぐに家に入るのではなく、10分でもいいので、外を歩くことから始めましょう。
自宅にいる人は用事をみつけて外にでるように心がけてください。

さて、年末に多かったトラブルは、肩甲骨や肩の痛みでした。大掃除など普段にやらない動きが筋肉を疲れさせ、痛みにつながっていることが多いように感じました。

草むしりをしているうちに腰を痛めてしまうということと同じことが肩にも起きているのです。

普段使わない筋肉を使って痛めてしまうわけです。寒さも手伝って血行が悪くなり、治りが遅くなってしまいます。

こういった時は温めて血行を良くし、適度なストレッチと鍼治療が効果的です。

今年も鍼治療で自律神経を鍛え、適度に体を動かして筋力を維持し、楽しく生活できるように心がけましょう。

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