ふたばだより

適度な外出を心がけましょう

2023年12月28日更新

2023年12月号(第362号)

今年もあと少しで終わりです。今年は秋が短く、冷房を切った1週間後に暖房をするという異常な季節でした。こんな季節ですと、体調を良好に維持しにくくなります。体が弱ると色々な病気になりやすいので体調だけには気を付けてください。

さて、今年を振り返ると、肩こりを訴えられる人が多かったように思います。実際に診てみると、表面の皮膚がパァンと張っていて、筋肉は柔らかめの人が目立ちました。この張りはいわゆる単純な肩こりではないように思われます。ようするに、ストレスからくる肩こりで、肩をもんだりするだけでは改善しません。原因は自律神経の症状です。

異常な気候変動による自律神経の疲れが影響しており、頭痛、めまい、体がだるい、食欲がないといった症状と並行して存在する肩こりなのです。

したがいまして、このような肩こりを改善するには適度な運動と気持ちをリフレッシュする気分転換が必要です。

微熱が続く人も多くみられましたが、ウイルスによる発熱ではなく、体温調節がうまくいっていないだけの人が多くみられました。こんな状態に一番の薬は体を動かして体温を上げて汗をかくことです。

これも、原因は自律神経の症状で、自律神経を鍛えてあげることで改善されます。

自律神経の変調は様々な病気にかかりやすいため、自律神経の症状が長く持っている人は気を付けなければいけません。ひどくなるとうつ病や原因不明の膠原病にもかかりやすくなり、そうなると改善までに長期間を要することになります。

鍼治療は自律神経を調節することが可能です。病気にならない身体作りのお手伝いができます。是非ご相談ください。

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