ふたばだより

気候の変化に対応できる体づくりを始めましょう

2024年02月15日更新

2024年2月号(第364号)

天気予報で低気圧が近づいてきています、等圧線の間隔が狭くなって寒くなりますよ、といった報道を耳にされると思います。

こんな時は気圧が低くなり、風が強まり、今の時期では気温が低下してきます。
こんな時は要注意!です。

頭痛や耳鳴り、めまい、肩こりなどが起こりやすく、気温の急な低下で腰や膝の痛みが強くなります。この原因は自律神経の不調なのです。

自律神経は意識することなく、呼吸をしたり心臓を動かしたり、暑いと汗をかいて体温調整をしたり、胃腸を動かして食べ物を消化吸収をし、夜になると眠たくして睡眠を促す働きがあります。

この神経が誤作動をすることで様々な症状が出てくるのです。
息苦しくなったり、動悸がしたり、胸が詰まるような症状が起きると肺?心臓?
どこか悪いのかもと不安になりますが、自律神経が原因で起こっている症状は特に臓器が悪いわけではないので安心してください。

それよりも、不安に感じることで、自律神経の状態が益々悪くなり、さらに症状が強くなってしまいますので、一番の薬は気にしないことです。

そのうちおさまってきます。
さて、さかのぼって気候の大きな変化で自律神経の乱れを起こさないようにするにはどうしたらいいでしょうか?

それには普段から自律神経を鍛えることがポイントです。
外出して適度に体を動かす、気分転換をする、楽しいと思えることをみつけて実行するなど。

また、耳をつかんでひっぱったり回したりという自分で行うマッサージも効果的です。
また、身体全体の皮膚をタオルでこすって刺激をしてあげる、いわゆる乾布摩擦も大変効果的です。

鍼治療はリラックスするために必要な副交感神経を高めることができることが私達のグループの研究で証明されています。

正しい日常生活の習慣と鍼治療で健康管理ができますので、是非ご相談下さい。

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