ふたばだより

毎年のように今の時期、肩こり・腰痛が多いです

2024年04月25日更新

2024年3月号(第365号)

2月から朝と昼の気温差が激しく、風邪やインフルエンザが流行しています。花粉症の患者さんも多くなってきています。

気温差が激しい時は、身体の体温調節が忙しく、その主役である自律神経に疲れが出てくる時期です。自律神経のバランスが崩れて出てくる症状で代表的なものに、肩こり、めまい、耳鳴り、頭痛、体がだるい、胃腸の調子が悪い、急に汗が出るなどがあります。

自律神経の症状なので、「このままで大丈夫?」など不安が強くなると、さらに悪くなります。昔から「気のせい」といわれる症状です。実際に身体が悪くなっているわけではないので、気にしないように心がけることが大切です。そして、自律神経を鍛えることを始めましょう。手っ取り早くできるものが散歩です。薬を飲んでいるから大丈夫ではないのです。自分でも努力して外に出るということが大切です。外に出て気持ちをリフレッシュし、体の代謝を良くしてあげることが自律神経の乱れを調整できる一番の近道です。

また、暖かくなってくると今までできなかったことをされる人が多くなります。たとえば、庭の掃除、部屋の片づけと掃除など。冬の間できなかったことを急にやることで身体の各所が痛くなってきます。その代表が腰痛です。急に来る腰痛は「ぎっくり腰」と言われますが、その原因にもいろいろあり、1~2回の治療で治るもの、5~6回、または10回以上かかるものなど様々です。当院では最短で治るような治療と日常生活における注意点などをお伝えしています。

気候の変化によって、様々な不調が出てくることが多いですが、元気に過ごしていける身体づくりが大切で、このことのアドバイスは常にさせて頂いています。

鍼治療は自律神経のバランスを整えることができる良い治療法です。是非ご相談ください。

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