2024年07月01日更新
早いもので1年の半分が過ぎてしまいました。
現在、梅雨真っ只中です。
最近の梅雨は以前の梅雨とは異なる感じになりました。
以前の梅雨は毎日が灰色の雲におおわれて、シトシトと雨が降り続き、気温は低めですが、ジメジメしていました。
ところが、最近の梅雨は日が差して、その合間に激しく降るというもので、ジメジメ感は変わりませんが、温度が高い傾向にあります。熱帯雨林の気候で過ごしにくくなり、体調にも大きく影響が出てきそうです。
ずっと低気圧が停滞することで身体の血行が悪くなり、弱い所の血行がさらに悪化して痛みが強くなったり、気持ちが落ち込むような感じが出てきます。
最近は晴と雨の差、つまり気圧が激しく上下しているため、内耳の器官に影響をもたらし、その結果、自律神経の状態が悪くなってくるのです。
代表的な症状が頭痛、耳鳴り、めまい、身体がだるいといったもので、これらの症状を当院に来院される患者さんが多くおられます。もちろん、痛みが強く感じられる人も多くなってきています。
雲がおおいかぶさり、ジメジメして気温が高いと気持ちも落ち込み不安になってさらに自律神経が悪くなってしまいます。
こんな時には、晴れてくると少しは楽になる、それまでの辛抱という気持ちを持って、気を楽にすることが梅雨を乗り切る第一歩だと思います。
外を歩ける機会がありましたら気分をリフレッシュさせることも大切です。
体温調節も自律神経の役目で、悪くなると微熱が出たりします。風邪かなと思ったら、まず、外に出て身体を動かし汗をかいてみてください。
それだけで改善する場合があります。
今までの梅雨よりも気温が高くなり、気圧の差が激しくなってきていますので、以前よりも自律神経の状態が悪くなりがちです。
適度に体を動かすことと継続した鍼治療で梅雨を乗り越えましょう。
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