2023年09月02日更新
今年は過去にない猛暑だという報道に、外出をやめておられる人が多いように思います。実際、外を歩くと暑くて息苦しくなることもあります。こんな時は日中の活動が妨げられて足の血行が悪くなり、足がだるくて歩きにくくなり、さらに外に出るのがおっくうになってしまいます。その原因は足の血行が悪くなることなので、だるさに加えて、しびれたり、むくんだりといったトラブルに発展する可能性があります。
足の血行が悪くなると、血行を元に戻そうとする身体の防衛反応から無意味に血圧が上がってしまいますし、自律神経が乱れてめまいや耳鳴り、胃腸の調子が悪くなったり、不眠や不安感が強くなったりします。
そうしたら、どのように対処していったらいいかというと、足の血行を良くするために歩くことをお勧めします。
これからは、朝晩は涼しくなってきますので、涼しい時に散歩に出られたらいかがでしょうか?時間にしたら20分くらいでも大丈夫です。
はじめのうちは少なくていいですが、できれば40分くらい歩けるようになるといいと思います。スーパーやショッピングモールなどの涼しい所もお勧めです。
外に出て歩くことが困難な人は、椅子に座っている時に前に椅子を置き、その上に足を乗せて股関節と同じ高さに足を上げてあげることも効果的です。
ふくらはぎは第二の心臓と言われていて、これを使うことにより長時間の足の血行が良くなりますので、立って家事をしている時に踵(かかと)を少し上げて立ったり、かかとの上げ下げをするとふくらはぎを使って血行が良くなってきます。
鍼治療は足の血行を良くして、自律神経のバランスをとる良い治療法です。是非ご相談ください。
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