ふたばだより

ぎっくり腰にもいろいろな種類があります

2021年05月20日更新

2021年5月号(第330号)

ぎっくり腰に対しては鍼治療が非常に有効であることは皆さんご存じ通りかと思います。
しかし、どのくらいで良くなるのでしょうか?
そもそもぎっくり腰は安静に寝ていればそのうち良くなってきますが、1週間も2週間も寝たきりですと仕事への復帰が遅れますし、老人では良くなる前に寝たきりになってしまいます。
そこで鍼治療の登場です。
鍼治療により、1日でも早く復帰できるようにし、筋力低下を防止することが可能です。
しかし、治療経過には1回で治癒するものや何回もかかるものがあります。

若い人で重い物を持った瞬間に初めてぎっくり腰になった人は1回で良くなることが多いです。

しかし、40歳以上の人で前から腰痛を持っていて、ぎっくり腰に何回もなった人は治療回数が何回もかかります。
回数を重ねるたびに治りが遅くなりますし、ぎっくり腰を起こす間隔が短くなります。

腰への疲れが徐々に溜まってきた人はちょっとした動作でぎっくり腰を起こします。
朝に顔を洗うために中腰になったり、下の物を取ろうとかがんだ瞬間、上の物を取ろうと背伸びをした時など典型的な動きでぎっくり腰を起こします。
これは筋力低下でも起こってきますので、定期的な運動習慣がない人、足腰をよく使うが、仕事の疲れでそれ以上運動をしない人などもこのようなぎっくり腰になりやすく、治療は長引きます。
朝起きた時に痛くて動いていると徐々に良くなる人、痛む場所が骨盤に近く腰の下の方の人も治療が長引きます。
一方、仕事の疲れが溜まってくる夕方の方が痛い人や、痛む場所が骨盤よりも少し上の方の人は早く良くなることが多いです。

運動不足による筋力低下や長引いている腰痛を持っている人は治りが遅いですが、鍼治療で少しでも早く良くなるようご相談下さい。

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