よくある質問

梅雨になると痛みが強くなる?

2021年03月09日更新

このことに関してはどうしてそうなるのかはっきりとした作用はわかっていないのが現状です。しかし、長年、患者さんと接していると、梅雨になると調子が悪くなる人が多いのは事実です。気象と体は確かに関係がありますし、東洋医学の古い古典の本にもそのような記載があります。今も昔も変わらないということでしょう。

さて、梅雨になると体調を崩すという現象は確かにあるため、それに対する対策法を考えなければいけません。自分の体は自分で積極的に管理する必要があります。そこで、その管理方法について述べてみたいと思います。

①気温の差が激しくなるため、その環境に体がついてゆけなくなります。そこで、今日は肌寒いと思ったら冷えないように保温が必要です(いつもより厚着にする) 。痛みがある場合にはその部をサポーターなどで保温しておきましょう。 逆に暖かいと思ったらいつもより薄着にする必要があります。常に体の周辺の環境を一定にするという考え方です。 痛みがある場所は常に冷えないような工夫はどんな時でも必要です。

②雨で外出する機会が減り、運動不足になりがちです。雨の日でも外出する用事を作りましょう。動かすことによって血行が保たれ、痛みが出にくくなります。

この二つを守り、健康管理にお役立て下さい。鍼治療により血行を良くし、梅雨を乗り切るだけの体作りはできますし、歩行に関しては効率よく筋力をアップさせるよう、足の運びの改善に役立てることができます。

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