2015.04.30更新

スジのトラブル?非常に俗的な言葉ですが、最近多い訴えは肘が痛い、指が痛い、手首が痛いといったトラブルです。そして、このような訴えが多い人は女性で、50~60歳代に集中しています。
女性がこの頃には更年期あたりで、やはり女性ホルモンの減少が影響しているのか、指の腱鞘炎や手首や肘の筋肉のスジ (腱) を痛められる人が多いのです。もちろん、今まで同じような作業をしていても、筋力が弱くなったことによる疲労からくる痛みも考えられます。
指が伸びないといったいわゆる弾発指というのもこの更年期に影響が出ていることが考えられます。
男の人では、体中の筋肉の腱を痛めやすい人も多くみえます。部位としては太ももの後ろ、ふくらはぎ、股関節、肘・手首といったところで、男性の場合は家系 (遺伝) もあるように感じます。
どちらにしても、筋力の低下や血行が悪いことが原因でこのような症状を引き起こされる場合が多いので、適度な軽い運動が予防につながると思います。
筋肉のスジを痛めた場合、使わないように安静にしていると1ヶ月くらいで痛みが取れてくることが多いのですが、こういった対処法を行うと痛みが取れても動かせばすぐに再発することもあります。このような方法はあまりお勧めできません。
このような時には適度に動かして血行を良くし、これからの時期には冷やさないように心がけて下さい。冬場には温めるためにカイロをあてるなどの対処法が早 く良くなってくると思います。筋肉が痛いとすぐに冷湿布を貼る人がいますが、温めて血行を良くすることが最良なので、逆をやってしまっていることになりま す。
適度に身体を動かして筋力を上げることが必要です。
鍼治療は筋肉の血行を良くして効率よく筋力を上げる助けができますし、痛くて動けない人の痛みを早めに和らげて、運動が始められる助けにもなります。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.04.30更新

手足のしびれですぐに出てくる病気といえば、ヘルニアです。手足のしびれを訴えて病院に行き、MRIやCTをとってもらった結果、ヘルニアと診断され手術を勧められたケースは多くなっている感じがします。
ヘルニアが神経を圧迫してしびれが出ているのなら取り除かないと治らないのは容易に理解できますが、原因は本当にそうでしょうか?ヘルニア が神経を圧迫している画像までみることはできなく、このあたりに神経があるので、これが原因で圧迫しているのでしょうという推測しかできないのが現状で す。
70歳以上の何ら症状が出ていない人にMRIなどをとった調査研究がありますが、何と70%以上の人にヘルニアが見つかったという報告があ ります。ヘルニアは10歳~20歳前半くらいに発症するものということと上記の存在率を合わせて考えると、若い頃から持ち続けていたヘルニアなので、なぜ 今になって症状がでてくるの?という疑問が出てきませんか?
上半身の体重は腰の筋肉で支えて、腰の骨に負担をかけないように働きます。ところが、筋力が弱ってくると腰の骨で支えるようになってしまいます。このことにより、椎間板や腰の骨の関節に負荷がかかり、痛みが出てくることが多いと思います。
ヘルニアを持っている人は動く量が少ないため、腰周りの筋肉が落ち、このことによってヘルニア部分に負荷がかかり、炎症を起こしていること が考えられます。また、疲労を起こした筋肉が硬くなり、これが神経を圧迫している可能性もあります。どちらにしても、運動不足により筋力低下が原因の場合 がほとんどです。
適度に身体を動かして筋力を上げることが必要です。
鍼治療は筋肉の血行を良くして効率よく筋力を上げる助けができますし、痛くて動けない人の痛みを早めに和らげて、運動が始められる助けにもなります。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.04.30更新

最近、患者さんの訴えで最も多いのが、朝は調子が悪く、動かしていくと徐々に良くなってくるんですという訴えです。この訴えは昔は冬に多かったのですが、現在は夏の方が多くなっている感じがします。
このような症状に関しましては、以前の「ふたばだより」にも述べさせていただきましたが、一番の原因は老化です。つまり、夜に寝ている時は じっとしているので血行が悪くなっており、このことが朝の起床時には動かしにくくなっており、動かしていくと徐々に血行が良くなって動けるようになってい くというものです。
この症状はまさしく老化によるもので、身体全体の血行が悪くなっているところに、調子の悪い部分たとえば、腰痛や膝痛、肩の痛みなどの症状を持っている人はその部分の血行がさらに悪くなり、症状が強く出てくるのです。
今のところ、この状態ですんでいても、徐々に動かしても痛みが取れなくなってきたら、深刻な状態となります。
冬には寒さでこのような症状を訴える人が多かったのですが、最近では夏の方が多くなってきています。これは、冷房による冷えが関係しているように思います。そして、運動不足が最大の原因です。
動かすと血行が良くなるといいましたが、このような状態を良くしていくには日中の運動が欠かせません。日中の活動が血行を良くし、適度な運動では朝まで血行が保たれ、このような状態にはならないようになります。
今は暑いので運動不足の人が多いですが、少しでも運動できるように、スーパーやデパートなど涼しい所を選んで歩く様に心がけて下さい。冷房は控えめにして頂き、鍼治療で血行を良くして乗り切っていきましょう。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.04.30更新

歩くと足の裏、特にかかとが痛かったり、足の関節の痛みを訴えられる患者さんが多くみられます。この原因は何でしょうか?
まず、体重増加が招く痛みもあると思います。そして、次に考えられるのが、足の筋肉の弱りからくる痛みもあります。私はこのどちらかだと思いますが、後者の方が多いように思います。
足の筋肉の弱り・・、もっと具体的にいうと、太ももの後ろの筋肉の弱りです。
太ももの後ろの筋肉は膝の関節を曲げる時に使う筋肉ですが、この筋肉のもうひとつの働きが、歩行時にかかとから着地する際にズドンと降りるのではなく、緩やかに降りるように作用するのです。
つまり、この筋肉が弱ってくるとブレーキをかけることができなくなり、ズドンとかかとから降りるようになってしまい、それを1日に何千回と繰り返し行うために生じる、かかとの炎症なのです。足裏の筋肉の炎症なのです。
同じように、この筋肉が弱ることにより足の関節にも無理が重なり、捻挫などでの痛みの原因となる靭帯 (骨と骨をくっつけている線維) が引き伸ばされて痛みが出てくるものと考えられます。
自分では普通に歩いているようでも、自分では意識していなくても、ふとももの筋肉の弱りにより足の関節や足の裏に負担がかかって痛みが出てくるのです。こ の原因を改善すればいいのですが、足の筋力をつけるためには歩かなくてはいけません。でも、痛くて歩けない・・。こんな悩みを解消するのが鍼治療です。
鍼治療で足裏の筋肉や関節の靭帯の血行を良くして痛みを和らげ、歩きやすくしそれからしっかり歩いていただくという治療法が最善の道だと思います。
足の痛みで変な歩き方をしていると膝関節や腰にも負担がかかり、この部分の痛みが出てきますので、早めに相談下さい。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.04.30更新

(公社)全日本鍼灸学会第63回学術大会が愛媛県松山市において5月16日(金)から18日(日)の三日間開催されました。参加者1800人で盛大に開催されました。この間、診療をお休みをさせて頂きました。ありがとうございました。
この大会で目立ったものが、抗がん剤による副作用の改善が鍼治療が有効であるという報告が多数あり、臨床報告だけでなく、ネズミを使った基礎的な実験から も神経障害を鍼灸治療で改善することができるというものです。当院ではもともとこの副作用の改善のみならず、予防にも着目しており、興味深く拝聴させてい ただきました。
そして、一番のメインは自律神経の調整を鍼治療で行うという発表が多くありました。現在、東洋医学研究所並びにグループでこの研究は世界で初めての論文が 出されており、さらなる発表が行われ、このジャンルでは私達の東洋医学研究所グループはリーダー的な存在であります。
鍼治療により自律神経の副交感神経を高めることを以前より報告されており、鍼をするとズーンとするような感覚が残るような治療をすると逆に交感神経が興奮してしまいます。優しい鍼治療が身体をリラックスさせることになります。
私達は仕事や家事などの時間に追われ、日中は緊張状態が続いています。そして、夕方から夜にかけて緊張状態がほぐれ、副交感神経が高まってリラックスして きて眠れるのですが、日中の緊張状態が強いと夜になっても緊張状態が残り、眠れなくなり、疲労が取れず、次の日には調子を崩すことになります。
こんな状態を立て直すためにも、副交感神経を高めてリラックスできる鍼治療がお勧めです。これが「癒し (いやし) 」であると思います。
鍼治療でリラックス状態を作り、不眠を解消して次の日に疲れを残さないようにしていくと健康な状態を維持できると思います。

投稿者: 二葉鍼灸療院

月に一度、お体と鍼灸にまつわるお話をご紹介しております

名古屋市にある当治療院では、毎月の月初めに「ふたばだより」を発行しております。お便りの内容はホームページでもご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
月ごとに、起こりやすい体の不調を取り上げ、東洋医学や鍼灸治療の作用などを解説しております。冬の寒い時期には風邪やインフルエンザ、春先には花粉症など、お困りの方が多い症状とその原因や改善法などについて書いております。
「ふたばだより」をお読みになって、名古屋市の当院に初めてご来院される患者様も珍しくありません。鍼だけでなく、東洋医学に造詣の深い院長なら安心と足を運んで頂いております。東洋医学に詳しく鍼治療のベテラン院長が施術をいたしますので、お気軽にご相談ください。