2015.10.20更新

 肩こりを強く訴えられて来院される患者さんが増えていています。本来、肩こりは運動器疾患(腰痛、膝痛、肩関節痛など)ではないと私は考えています。
その証拠に、肩こりを強く訴えられる人でも実際に肩を触ってみると、あまり硬くなく、こった感じがないような人が多くみられます。逆に肩こりを知らないと言われる人でも肩が非常に硬く、いかにも肩こりがあるように感じる人もいます。
この差は何なんでしょうか?本来、同じ姿勢を維持することで筋肉に疲労がたまって肩こりを感じる人はやはり肩が硬いですが、それ以外が原因の人はあまり硬さがないように思います。
それ以外の原因の人とは、糖尿病や高血圧などの 生活習慣病をお持ちの人や運動不足やストレスをお持ちの人などです。
めまいや耳鳴り、胃腸の調子が悪い、身体がだるい、眠れないといった、いわゆる不定愁訴としての症状のひとつとしての肩こりがあります。実際、これが原因で肩こりを訴えられる人が実は多いのです。こういった肩こりは肩の皮膚のすぐ下からパーンと張ったような肩こりです。一方、筋肉の疲労からくる肩こりは下の方のスジがゴリゴリし
た状態です。
不定愁訴としての肩こりの場合には、どれだけマッサージをしても良くなりません。逆に益々肩こりが強くなってくる傾向にあります。これは、不定愁訴は自律神経のバランスを崩して起こることが多いので、単純にマッサージでは良くならないと思います。
鍼治療は自律神経の状態を整え、特に副交感神経を高める(リラックスする)作用が報告されており、不定愁訴としての肩こりにも効果があります。もちろん、筋肉疲労にも最適ですので、是非相談ください。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
二葉鍼灸療院
http://www.futaba-shinkyu.net/
住所:愛知県名古屋市港区港楽3-2-7
TEL:052-653-2849
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.07.03更新

最近、指の痛みや腫れを訴えられる人が多くなっています。特に女性に多く、指の関節の腫れや親指の付け根の痛みを訴えられます。

この時に考えるのは、腱鞘炎です。一時的に腫れていても後に治まってくる場合にはリウマチは考えない方がいいと思います。
腫れが関節の部位によっても違います。爪の次の関節の左右が膨隆して腫れて痛いものはヘバーデン結節といって老化による指の変形であり、変形している間だけ痛いだけで、変形が終息すると痛みがなくなります。
親指の付け根の痛みを訴える人が多いですが、主婦は炊事・洗濯・掃除などで物をつかんで力を入れることによって指に負担がかかって腱鞘炎になってしまいます。
更年期障害以降の女性に指のトラブルが多いように思います。また、糖尿病の持病がある人にも多く、この場合には治りが遅いように思います。
しかし、放置していてもなかなか良くなりませんので、このような場合には鍼治療が大変良いと思います。
次に指のトラブルで有名なのがリウマチです。指のトラブルだからすぐにリウマチと思われる人が多いようですが、実は腱鞘炎やヘバーデン結節の方が多いと思います。リウマチは爪から2番目から3番目の関節が変形してきますが、前にも述べましたが、一時的な場合にはリウマチでない可能性もあります。
リウマチ患者さんは今から10年ほど前まではかなり来院されていましたが、現在では生物学的製剤の開発で鍼灸院への来院数が少なくなりましたが、その副作用により投薬が不可能な人は来院されています。
指は何をするにも使いますので、これが痛いと不便です。早めに来院されて治療を始めると早めに良くなりますし、鍼治療は予防ができます。また、日頃の注意点も一緒に考えることができますので、ご相談ください。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.07.03更新

また、いやな梅雨の季節がやってきます。雨が降ると気圧が下がりますので、体の血行がわるくなり、様々な体の変化や症状が出てくるのです。

まず、多い症状として、過去に悪くなり、現在はおちついている病気が梅雨の頃にまた出てくるといったものです。骨折や捻挫をした所がズキズキと痛んだり、重だるいような感じがしたり・・。以前に膝を痛めたが良くなっていたのに、また痛くなった・・。また、体がだるい、めまいや耳鳴り、微熱が出る・・。こういった症状は自律神経のバランスが崩れて出てくるのです。
雨が降ると外を出歩く機会が減るので、気分転換ができず、憂うつな気分になったり、運動不足により眠れなかったり、筋力が低下して、足腰の痛みが出たりします。
温度変化が激しい時ですので、体温調節がうまくいかず、微熱が出ることもあります。
こんな時こそ、自分で健康管理をするのです。体を適度に動かすことから始めましょう。雨が降っていても歩ける所であるデパートやスーパーに出かけて歩きましょう。もちろん、気分転換にもなります。とにかく、用事をみつけて外出することをお勧めします。
次に、自律神経を鍛えるために、乾布摩擦を行います。乾いたタオルで手足やおなか、背中をこすってください。お風呂から出て体を拭く動作です。朝と寝る前に2~3分程度でいいと思います。
あとは、十分な睡眠と規則正しい生活 (起きる時間となる時間、食事をとる時間を同じにする) を心がけてください。
体を動きやすくすること、外出する気を起こさせることなどは鍼治療でサポートできます。あとは自分でやる気を出して行うことが梅雨を快適に乗り切る第一歩だと思います。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.07.03更新

これからの時期、腰痛や膝痛を起こしやすい時期です。前回の「ふたばだより」に書きましたが、痛みの原因は運動不足で筋肉ガ弱っているところに暖かくなって身体を動かす機会が増えたことによるものです。

このような状態にはもちろん鍼治療がいいのですが、普段から何に気をつけたらいいのでしょうか?

それには常に血行を良くすることを考えないといけないのです。足をひねって捻挫をした場合には赤く腫れて熱が出てきますが、この時に血行を良くするとさらに腫れて大変なことになります。このような時には冷やして熱をとるようにしなければいけません。
ところが、腰痛や膝痛の場合、触っても熱がない場合が多く、この時に冷やすと逆効果なのです。

つまり、温めてあげることで血行を良くして早く痛みが解消できるということです。痛みに苦しんで来院される患者さんで多いのが、病院でもらった冷やす湿布を貼られていることです。こういった人が非常に多いという印象を受けています。

確かに、発症してすぐには冷やす方法が良い場合もありますが、2~3日したら逆に温めて血行を良くする方ガ早く良くなると思います。

したがいまして、赤く腫れている、熱があるという時以外は基本的に温めることが大切です。また、腫れていて熱がある時でも、冷えなどで痛みが出ている、疲労による痛みに対し、すべての原因によるものでも鍼治療が有効です。熱があれば炎症を抑え、血行が悪くて痛みが出ていれば血行を良くすることができます。

鍼治療は最良な状態に戻していくことが可能なのです。鍼治療とともに、適度に温めて早めに痛みを完全させ、適度な運動が1日でも早く行えるようになるように努めましょう。

投稿者: 二葉鍼灸療院

2015.07.03更新

今年はいつまでも寒かったですね。そして、急に真夏のように暑くなって、春が少なくなってきたように感じます。

自律神経は外気温に応じて汗を出したりして体温調節を行っています。日中や朝夜の温度差が高かったり、昨日と今日の温度差が高いと、体温調節を行っている自律神経に負担がかかってきます。長年のストレスや睡眠不足、疲労、暴飲暴食などで自律神経のバランスを崩しているところに、このような温度調整によってさらにバランスを崩しやすく、様々な症状が出てきます。

たとえば、めまい、耳鳴り、難聴、身体がだるい、食欲不振、胸の圧迫感、不整脈など全身の症状があります。

私は東洋医学研究所所長の黒野保三先生のお陰をもちまして、名古屋市立大学医学部の研究員をさせいただいており、現在ネズミの実験を行っています。

脂肪食を多く含んだ食事を取り過ぎると胃に負担がかかり、自律神経のバランスを崩す傾向があります。この状態を続けていくと糖尿病や高血圧、脂質異常症 (コレステロールが高くなる) などの生活習慣病へと発展していきます。

つまり、自律神経のバランスを調整することが万病予防への近道と考えています。

自律神経の調整の方法はもうお分かりだと思いますが、ストレスをためない、適度な睡眠、適度の食事をすることです。そして、ストレスや睡眠に対応できる適度な運動を心がけましょう。すべての原因は運動不足といってもいいと思います。
鍼治療は身体の調子を整えます。もちろん、自律神経のバランスを整える最良な治療法だと思います。

鍼治療は身体の各部位の痛みを和らげ、適度な運動ができるようにすることができ、自律神経のバランスを効率よく整えます。

投稿者: 二葉鍼灸療院

月に一度、お体と鍼灸にまつわるお話をご紹介しております

名古屋市にある当治療院では、毎月の月初めに「ふたばだより」を発行しております。お便りの内容はホームページでもご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
月ごとに、起こりやすい体の不調を取り上げ、東洋医学や鍼灸治療の作用などを解説しております。冬の寒い時期には風邪やインフルエンザ、春先には花粉症など、お困りの方が多い症状とその原因や改善法などについて書いております。
「ふたばだより」をお読みになって、名古屋市の当院に初めてご来院される患者様も珍しくありません。鍼だけでなく、東洋医学に造詣の深い院長なら安心と足を運んで頂いております。東洋医学に詳しく鍼治療のベテラン院長が施術をいたしますので、お気軽にご相談ください。