2015.04.30更新

手足のしびれですぐに出てくる病気といえば、ヘルニアです。手足のしびれを訴えて病院に行き、MRIやCTをとってもらった結果、ヘルニアと診断され手術を勧められたケースは多くなっている感じがします。
ヘルニアが神経を圧迫してしびれが出ているのなら取り除かないと治らないのは容易に理解できますが、原因は本当にそうでしょうか?ヘルニア が神経を圧迫している画像までみることはできなく、このあたりに神経があるので、これが原因で圧迫しているのでしょうという推測しかできないのが現状で す。
70歳以上の何ら症状が出ていない人にMRIなどをとった調査研究がありますが、何と70%以上の人にヘルニアが見つかったという報告があ ります。ヘルニアは10歳~20歳前半くらいに発症するものということと上記の存在率を合わせて考えると、若い頃から持ち続けていたヘルニアなので、なぜ 今になって症状がでてくるの?という疑問が出てきませんか?
上半身の体重は腰の筋肉で支えて、腰の骨に負担をかけないように働きます。ところが、筋力が弱ってくると腰の骨で支えるようになってしまいます。このことにより、椎間板や腰の骨の関節に負荷がかかり、痛みが出てくることが多いと思います。
ヘルニアを持っている人は動く量が少ないため、腰周りの筋肉が落ち、このことによってヘルニア部分に負荷がかかり、炎症を起こしていること が考えられます。また、疲労を起こした筋肉が硬くなり、これが神経を圧迫している可能性もあります。どちらにしても、運動不足により筋力低下が原因の場合 がほとんどです。
適度に身体を動かして筋力を上げることが必要です。
鍼治療は筋肉の血行を良くして効率よく筋力を上げる助けができますし、痛くて動けない人の痛みを早めに和らげて、運動が始められる助けにもなります。

投稿者: 二葉鍼灸療院