2013.10.24更新

   当院に10年、20年というように長期間治療を受けられている人との話の中で、「こうやって定期的に治療に来ると、身体が楽なんです。」とか「元気に動けて、疲れが出てくると治療を受けて元気になってさらに動ける」、「健康的になった」と言われました。健康で長生きがいかに良いかを身近な人を見て身にしみましたとのことでした。
  車もエンジンオイルを入れ直さないとエンジンが早く悪くなりますし、タイヤが減ってきたら新しい物に取り替えないとパンクの原因になったりというように、遠くに出かけて長距離を運転すると様々なトラブルを起こしてしまいます。車は常にメンテナンスが必要であることはよく知られた事実です。
  人間もメンテナンスをせずに使うだけ使っていると取り返しがつかない状態になってくるのです。車は部品を交換すれば済みますが、人間はそう簡単にはいきません。やはり、日頃からメンテナンスをして疲労をためないようにしなければいけないのです。
  変形性膝関節症などの変形性のもので説明します。骨格である骨の耐用年数は50年と言われています。もちろん、使い方によってもっと短いこともあります。この膝関節では過酷に使ったことにより、膝裏の筋肉が縮こまり膝がピンと伸びない状態(この状態は本人では気づかない)を長年続けたことにより関節の一部分に負荷がたまり変形が生じるという原因が多いです。もちろん過酷に使った人だけではなく、使わないでいることが筋力低下を招き、上半身の体重が膝関節に過剰にかかってくることから変形を生じることもあります。筋肉が上半身の体重を様々な方向に散らばらせて膝関節にかかってくる体重をうまく散らすことができるので、筋力は大切なのです。
  さかのぼって考えますと、最初に膝裏の筋肉の縮こまりをメンテナンスし、関節全体に均等に体重がかかるようにしていれば変形を起こさずに済みますし、その時に適度な運動を指導されて行い、筋力低下を防げば変形性膝関節症を起こさずにすんだかもしれません。
  このように発症する病気は現在存在する病気のほとんどであると思います。腰部脊柱管狭窄症、ヘルニア、頚椎症、後縦靭帯骨化症をはじめとする頚髄症、内科系の疾患である糖尿病、高血圧、脂質異常症、喘息など多岐にわたると考えています。
  メンテナンスの重要性はわかっていただいたと思います。このメンテナンスができる、つまり病気の予防ができる治療法は薬でもマッサージでもなく、まさしく鍼治療であると思います。
  心当たりのある人は是非ご相談下さい。

投稿者: 二葉鍼灸療院